村岡公民館 移設再整備検討委員会 2022.9.30 小林 勝
藤沢市村岡公民館 移設再整備検討委員会(第18回)
2022年9月29日(木)
14:00~16:00
於て.村岡公民館・ホール
村岡公民館の移設再整備検討委員会、当日の議事内容です。
今回で最後の委員会です。委員の任期も延長されて、この 9月30日までとなっております。
市側からは、市議会への報告と委員(議員)からの質問・意見と対処内容の報告がありました。
<入り口にゲート装置を設置します。>
また、建設図面で今までと違って変更された事項として、消防団器具庫のところにある入り口に車用のゲートが設置されることになりました。現在、13館ある藤沢市内の公民館の駐車場は無料利用が出来ます。ですが、将来 村岡新駅が開設された暁には新駅の利用者が公民館の駐車場を利用することも想定し、入り口にゲート装置を設置するものです。
そのため、図面の水色部分に歩行者や自転車が通行できる歩道も設置されることになりました。
提示された図面で、東海道線の電車はどこから見ることが出来るのかが質問され、市側から眺望に十分考慮して建設と配置がなされるとの回答がありました。
障害のある方が気軽に利用できる公民館であってほしいとの要望も出されました。
市側からは、四季に合わせた花を咲かせるような公民館にしたいとの回答もありました。ぜひ、地域の皆さんで緑化委員会を作って四季折々の花に囲まれた公民館にしたいものです。
陶芸釜(電気炉)は建物の外に設置することが決まっています。安全基準上は室内に設置することも可能で、建物の内部に設置されている公民館もあるようです。ですが、二重・三重の安全を施したとしても爆発や延焼がないとも限りません。やはり、建物の外に設置することが必要です。釜の蓋 ふた は小さいので事故で人間が飛び込んだりすることはないとは思いますが、設置・運用規則を整備して安全な運用をしたいものです。
公民館が設置されると、道路の通行量が増えることが想定されます。信号機の設置を検討してください。
公民館へのアクセスであるバスの運行に関して、藤沢駅と徳洲会病院の間を結ぶミニバスを抜け道マップに載っている道路に変更してもらうようバス会社に働きかけていただきたいと思います。
建設が始まったら、市民・住民への周知活動も行ってほしいとの意見も出されました。
<ホール前の壁画について>
現在ある公民館のホール前の壁画を取り壊すのか、剥がして はがして 新公民館に移設するのかを検討するため、業者の調査が行われました。当日は、製作者の 富岡さんもおいでになったそうです。業者の工事見積は 1ヵ月程度かかりますので、委員会には報告できませんが市側で今後の工事について検討をしていきます。
富岡さんからは、クラウドファンディング(CF)で工事費用を捻出する案も出されたそうです。
委員会の最後に出席された委員全員が 5年間の委員会の開催について、一言ずつ発言がありました。
現在の公民館が、もともとはJA(農協)の建物だったことや、ホール部分が新設されたこと。川名方面からは東海道線をまたぐ鎌倉道の踏切*があって遠くにある公民館であったが、新設される公民館は新駅を見据えて鎌倉市深沢地区と新駅を結ぶ幹線道路が新設されるため(交通の便が良くなり)近くなるので便利になるとの意見がありました。
*鎌倉道の踏切は、公民館側からの一方通行で、川名側からは車の進入はできません。また、朝はこの一方通行も車は通行出来ません。
公民館の完成が 令和7年(2025年)度中とのことで、あと 3年先です。それまで元気でいてこけら落としをお祝いできるか心配ですが、ぜひ 元気でいて完成の暁には盛大にお祝いをしたいと存じます。
村岡公民館等 再整備事業の進捗状況について
令和4年9月 藤沢市議会定例会 子ども文教常任委員会 資料1
(9月議会への報告資料の写しです。)
村岡公民館等再整備事業については、藤沢市公共施設再整備基本方針及び藤沢市公共施設再整備プランに基づき、公民館施設に地域包括支援センター等を含めた複合施設として移転による再整備をするものです。
昨年9月市議会定例会子ども文教委員会で再整備の進捗状況についてご報告させていただきました後、9月末に完了した基本方針を踏まえ、10月には実施施設業務に着手しました。また、12月以降には、公民館登録サークル、市内の障がい者団体等からご意見をいただき、具体的な施設への反映についても検討し、設計業務を進めてきました。
今回は、施設の内外装や外構等の仕様をはじめとした実施設計について、概ねその内容がまとまりましたので報告するものです。
1 これまでの取り組みについて
令和3年
9月8日 子ども文教常任委員会において事業の進捗状況について報告
藤沢市都市景観アドバイザー会議に基本設計検討状況の説明
10月 実施設計業務に着手
11月 第16回村岡公民館再整備建設検討委員会を開催
12月 藤沢市障がい福祉団体連絡会にへ検討状況の説明
令和4年
1月 公民館登録サークルへ検討状況の説明
2月 村岡地区まちづくり全体集会において検討状況の説明
3月 リーフレット「村岡公民館の再整備について」を地区内全戸配布
6月 第17回村岡公民館再整備建設検討委員会を開催
2 市民・団体等からのご意見について
公民館登録サークルからは、設計に関して多目的ホールの床材や実習室等への収納棚の設置、各サークル用のロッカーの設置などについてご意見・ご要望をいただきました。また、障がい者団体からは、音声案内装置、点字ブロック、光警報装置等の設置、カラーユニバーサルデザインの導入、トイレについてのご意見・ご要望をいただきました。
3 実施設計の概要について
(1)公民館
ア 平面計画について
基本設計における浸水対策及び配置計画を踏まえ、諸室内の具体的な装備(設備)やしつらえなどについて検討しました。
1階
公民館事務室、学習室、村岡市民図書館、村岡地区包括支援センター、村岡地区福祉ボランティアセンター、防災倉庫等
2階
体育室、談話室2室、実習室、調理室、和室、子ども室、団体活動室、サークルロッカー等
3階
談話室1室、多目的ホール、音楽室等
屋上
太陽光パネル等設備スペース
(2)消防団 第6分団器具置き場について
1階
車庫、倉庫等
2階
和室、更衣室等
(3)工事費について
公民館及び第6分団器具置き場の建設工事費及び既存施設の解体等も合わせた概算工事費につきましては、基本設計時に積算した 約30億円を想定しておりましたが、社会情勢による物価高騰の影響から工事費の増額も見込まれます。
工事費につきましては、少しでも圧縮が図れるよう精査を進めてまいります。
建屋の全体図(村岡公民館 外観イメージパース5)
全体配置図(村岡公民館 事業全体配置図1)
全体配置図(村岡公民館 事業全体配置図1) 拡大図
立体図(村岡公民館 立体図1【東側、南側】3)
立体図(村岡公民館 立体図2【西側、北側】4)
消防団第6分団 器具置き場 外観イマージパース(消防団器具置き場8)